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ぎー

今日、休憩時間を利用して、畑で120枚ほど写真を撮った。そしてよいものだけを選び、ひとつのフォルダにまとめた。なるほど、これを増やしていけばHPを作れる、と思った。

かつてHPづくりに挑戦した頃は、文章だけが自前で、その他は全てソフトに入っていた素材を使った。僕も文豪ではないので、文章だけでコンテンツを作るのは骨が折れた。だがデジカメの写真がたまれば、わりと手軽におもしろいものができる。せめてそこまでやってから公開しよう。

デジカメで大事なことは、素材選び、撮影時にブレないこと、そして多少の加工技術である。まあこれも実践あるのみ。持ち歩いて、至るところで撮影しよう。

今日取った写真の一部を、ヤブログ別館に載せました。リンクよりお越しください。
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by takeyabubass | 2005-11-05 21:54 | なんとなく

大したことないこと

「参考書」にはまっている。中学生のである。
なんとなく理解できるけど、教えにくいというのがある。そんなときにぶあつい参考書をひもといてみると、実はよく理解できていなかったり、大事なことを忘れていたことに気づく。そんな気づきが、最近多い。独りよがりで教えたらダメである。大事なところが抜けている可能性がある。僕の場合、特に英語と社会で多い。

今日「なるほど!」と思ったことは、「目的格の関係代名詞は省略できるが主格・所有格の関係代名詞は省略できない」ということである。実際文章が出てきたらなんとなく自然に訳せたり書けたりすることでも、教えるとなるとその法則性をきちっとおさえておかねば、教えた後になんとなく釈然としないものが残る。そうして指導のテンポが狂ってしまい、ノリの悪い授業となる。
もっとも、こんな文法用語をそのまま生徒に教えるわけにはいかないが。

別のはなし。
今日家庭教師をしていると、少年が掛け算の筆算を、こんな風にやっていた。

    220
.  ×125
  ――――

普通、小学生のときこう習っているはずである。

    125
.  × 220
  ――――

ポイントは、220のゼロは右にのけて考えることと、220を下に書くことである。僕は常識と思っていたのだが、彼はそれを知らなかった。小学校の先生が教えなかったのか。それとも彼が聞いていなかったのか。定かではない。
本屋で数学の問題集を立ち読みしていると、「おごう式プリント」というのがあった。小学校数学の復習と計算のトレーニングができる。そこには上記のような筆算の仕方が、必須事項として載っていた。そのほかにも基礎的な計算技術があったが、全部習っていたことだった。小学校時代の恩師に感謝しなければならない。「もれなく教えてくれてありがとう」


問題集は、基本的に市販のものを使っている。種類が多すぎて吟味しきれないが、とりあえず立ち読みして、よさそうと思うものを使ってみないと分からない。多くの時間とお金が、ここに費やされている。

今日、2時間を3時間に増やした生徒の家で、「月謝をどうしましょうか」と母親に相談された。僕は変えないつもりだったが、先方がそんなわけにも行きませんというので、じゃあ1000円上げてくださいと言った。彼女は奥の部屋に去っていった。
すぐに奥から、「これだけやってもらって、安すぎるんじゃないか」と息子が母親をせっつく声が聞こえた。僕は、そんな風に思ってくれているのかと少しうれしかった。近頃は熱心に取り組んでいる。僕もがんばりたい。

おわり。
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by takeyabubass | 2005-11-04 23:51 | 仕事

暴走

全く方向性の違ういろんな能力、はなれ小島のようにぽつんとある特技、あるいは人前で見せるに値しない程度の技術・・・

そのような一見ムダに見えることも、意欲的に伸ばし、深めていけばどこかでつながるものである。渾然一体となって全く新しいものが生まれたり、お互いに支えあって1つの大きな作品を形成したりする。我々は無限の空間の中にいて、どっちにのびてもいいのだ。

個性を伸ばし、人生を楽しもうぜということだ。
どんな能力も、方向性や大小に関わらず自分の一部となるなら、自分がそのときにやらざるを得ないことを一生懸命、やっていればいい。何でもしていいなら、好きなことをやればいい。そして、思いっきり楽しむといい。得意になって手に入れた能力を使いまくればいい。さまざまに組み合わせたらいい。

今僕は、混沌としている。新しいものがぐちゃぐちゃに、どんどん入ってきている。吸収期を極めている。農業では、日々の剪定・摘果・施肥・防除・収穫・経営など全て半人前で、日々試行錯誤の連続なのに、その上選果機を導入したり、達人の畑にショックを受けたり、石垣をつんだり、もう和耶クソである。さらに近頃ブームの家庭教師では、二人の少年と向き合い、日々新たな発見をさせられるとともに国社数理英とその教育法の膨大な知識が無秩序に流入している。さらに美しい画像を撮ってHPのコンテンツを作るべく、デジカメ関係の機器や参考書を買い、少しずつだが実践している。

ただ弾き語りとブログだけは安定している。これらは、「身についた」といっても差し支えない。身につくとは、すばらしいものを生み出せるようになることではない。何のストレスもなく、やりたいときにさらっとやれるようになったということだ。
文章を書くのも、はじめは試行錯誤の連続だった。その日に読んだ本がいきなり自分の文章に影響を与え、不自然極まりないモノしか書けぬ日もあった。だがそれも落ち着いた。

「国社数理英」が「みにつく」のはもう少し先である。デジカメ撮影が身につくのは、もっとずっと先である。「教育」が身につくのは、さらに先の話だ。農業が身につく、つまりさらりとに食いモンを作れるようになるのは、もっとずーーっと先である。だが一度身についたものは、そう忘れない。腕でもちぎれない限り、しばらく弾かなくてもギターは一生弾ける気がする。中学・大学時代にやった卓球をこの間やったらできた。しばらくのっていないが、自転車にも乗れる。それと同じだ。身についた技能は、基本的に増える一方なのである。どんどん増えていくのが、楽しくて仕方ない。

さらに文章+画像+食いモンでHPとか、弾き語り+文章で気の利いたスピーチとか、農業+家庭教師で安定した収入とか、農業と教育で食農教育とか。パッと思いついただけでも、実用性のあるものがいっぱいある。さらに「農業」の中身も、無数に細分化できる。組み合わせははさまざまな次元で、無限に出来ることがわかる。

N個の能力の中から2つを選んでできる組み合わせは、
N × (N-1) 通りである。能力が10個あれば、90通り出来る。
3つの組み合わせは、
N × (N-1) × (N-2) 通りである。能力が10個あれば、720通り。
a個を選んで出来る組み合わせは何通りか。 (高校数学の基礎)
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by takeyabubass | 2005-11-04 00:18 | 思想

石垣のつみ方を記しておく。

本日の書き込みは、とてつもなく長く、説明口調である。これは人に読んでもらうための文ではない。僕が、これから自分で石垣をつむときに参考にすべく書き記した、単なるメモである。始めに断っておく。

今日は石垣をつんだ。うちの畑は古く、いちばん新しくて曽祖父の代に開墾したものである。石垣は、開墾以来ほとんどそのままなので、長きにわたる浸食で崩れそうになった部分も多い。急傾斜で石垣が崩れたら、畑が崩壊してしまう。「今すぐしなきゃ!」って訳じゃないけど、毎年少しずつ、確実にやっていかねばならぬ作業である。

急傾斜地の石垣つみは、重労働である。そして「大谷」の畑は特に、石が少ない。石垣は積みなおすと必ず石が足りなくなるから、まず手ごろな石を拾い集めねばならない。そして今日はセメントも使った(必須ではないが手軽に強化できる)。セメントを作るにはセメントの粉と、砂と、バラス(砂利や小石)と水がいる。これらもモノレールで現地まで運ぶ。作っておくと固まるので、現地でそのつど調合する。
道具はスコップ、鎌、剪定ばさみ、ノコギリ、移植ゴテ、ホッパー、セメントを練るトレイ、金鎚である。

石垣は、年月がたつと真ん中より下の部分がふくれてくる。水の流れ、土の重み、木の根の力などで押し出されるからだ。まずはこの大きくたわんで崩れそうな石垣を、取り除いてしまわなければならない。

しかしそれも一筋縄ではいかぬ。まず草に覆われている。草といっても、太さ一cm近いツルの根がびっしりと這っているのである。表面を這うだけではない。石を抱きこみ、石垣の隙間の奥の土に食い込んでいる。まずは鎌と剪定ばさみを使ってこれを取り除く。

次に、石垣をばらす。上から順に石を取り、平らなところに置く。だが・・・。平らなところがないのだ。仕方なく少し離れた場所まで運んだ。

解体作業はすぐに頓挫した。
「なんだこれは。木の根だ。木の根がこんなところまで・・・」

それは、石垣から生えた潅木の根であった。石垣にも、植物は生える。潅木が生えてしまったら、見えた部分だけを切っても石垣の奥の根は死んでおらず、毎年芽を吹いては光合成して肥大する。石垣が崩れる大きな原因のひとつはこれである。これを取り除かずに石垣を積み直しても、しばらくしたらまた崩される。
従って潅木の生えた部分まで石垣を崩してから地中の根を取り除いた上で、石垣をつまねばならない。石を取り除き、土を掘り、太さ4、5センチの潅木の根をノコギリで数本切ったら株は取り除けた。ようやく、もとあった石垣を壊す作業が終わった。結局つみなおすべき石垣は幅4メートル、高さ1.5メートルであった。

石垣を崩すと「大きな石」と「小石」と「土」が出てくる。これらはあとで、用途に応じて使うので別々においておいたほうがいいのではないか。今回はこれをしなかったため大変だった。

石垣は、当然平らなところから積みはじめねばならない。傾斜地でつむ場合は、斜面の一部をL字型に切り取って、平らな面を作らねばならぬのだ。そうして作った地面を、金鎚でたたいて土をぎゅうぎゅうに固める。このとき、手前側よりも奥のほうが低くなるように傾斜をつけると、安定した石垣が築ける。

地盤を固めたらようやく石を置いていく。まず一番下を全部つみ、その次に2段目をつみ、という風に下から一列ずつ積んでいく。下の石ほど大事である。下が崩れたら、上も崩れるからである。従って大きな石からおいていく。石は、平らではない。平らでない石をぐらつかぬように積むのだから、工夫して積まねばならない。一番下の石は、「土の上に置く」ので下面がある程度いびつでも融通が利く。土にめり込むからである。しかし2段目以降、「石の上に石を積む」場合は、妥協は許されない。石はデリケートだ。少しでもおき方が気に入らないと、ぐらつく。ぐらついたままつんでいってはダメである。一つ一つ、かっちりと固定してつんでいく。前の石の間、間に次の石を置くようにし、上の石の重みが下の左右の石に同じようにかかるようにする。

このとき、ぐらつきの原因となる隙間が分かれば、そこへ別の石を楔として打ち込み、固定しても良い。(しかし楔は表面からではなく、奥側から打たねばならない気がする。表面から打った楔はすぐに抜けやしまいか。)
また、多少ぐらついても、金鎚でコンコンとうちこむことによってうまくはまる場合もある。
ときどき横から見て、外郭のラインが出っ張ったりゆがんだりしていないか確認しながら並べていく。

積む石は、奥行きが長いほうが強い石垣が出来る。また両端で厚さが違う場合、厚いほうを表面に持ってくる。奥には小石などをつめて隙間を埋める。隙間を埋めるときも、金鎚でたたいてつめていく。奥がしっかりと詰まっていれば、石垣は強固である。このとき、土でなく小石で隙間を埋める。これは、水はけを良くするためである。また上からセメントをかけたとき下まで流れやすくするためでもある。そしてこれは僕が勝手に思うことだが、表面の石のすぐ内側を土で固めると、雨ですぐに土が流れてしまうのではないか。

1,2段つんだら、やわらかめのセメントを作って上から流し込む。セメントは、粉と、砂と、砂利と水を練り合わせる。
じいさんが「セメントは1対3対6で混ぜ合わせて作るんだ」というので、
「何が1で、何が3で何が6なのか」と聞いたところ、「忘れた」とのことだった。だから今日は粉1、砂3、小石6にした。もしかしたら違うかもしれない。
セメントは、水をほんの少し入れすぎただけでも急に水っぽくなる。「しまった」といって少し粉を足したら、急に硬くなる。調整が難しい。

セメントを1回流し込んだところでお昼になった。

続いて石を積む。1,2だんつんだところで、またセメントを流した。その上に2段積んだら、ちょうどいい高さになった。一番上は平べったい石を水平に置くのが望ましい。そして最後にまたセメントを流し込み、その上に土をかぶせて足で踏み固める。土を使うのはここだけである。

こうして草ひとつない、きれいな石垣が完成した。
長持ちさせるためには、潅木をはやさないことだと思った。見つけ次第細いうちに抜くか、無理なら切り口に除草剤を塗って枯らさねばならない。

おわり。
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by takeyabubass | 2005-11-02 18:56 | 仕事



架空の人物「竹やぶ」のブログです。書いてある出来事はフィクションです。論や思想も、架空の前提をもとに展開されているため「筆者の意見」という訳ではありません。
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