ヤブログ本館

<   2005年 10月 ( 29 )   > この月の画像一覧

お知らせ

ヤブログ別館に、きのう釣った魚の画像をのせました。リンクよりおこしください。

今は冷凍しています。近々、いっしょくたに鍋にでもしてもらう予定。
[PR]
by takeyabubass | 2005-10-21 21:49

本日の釣果

最後の力をふりしぼって、本日の釣り大会のことを記す。

「行きたくもない釣りに仕方なく行くオレ」を客観的に眺めて楽しもうという企画で、普段行かない釣りに無理やり参加した竹やぶであった。結果としては釣り自体に没頭しすぎて疲労困憊し、ナルシズムに浸る余裕はなかった。当初の目的は不達成に終わった。初心者に釣れるわけはないと思ったのだが、先輩の言うとおりにやったらナマジ釣れてしまい、そこで調子に乗ったのが今回の敗因である。

今日は浮きを使わない「底釣り」でイガミを狙った。えさが海底すれすれのところにくるようにして、竿先に手ごたえを感じたらサッと針を引き上げ、魚にひっかける。放っておいて勝手に引っかかるわけではないのだ。しかしたいていは餌だけ食われるので、再び餌をつけて釣り糸をたれる。それをえんえんとくり返す。常に竿先に神経を集中していねばならず、かなりのエネルギーを要した。

13時半ごろに、「これじゃいかん、せめて坊ちゃんのように寝なければ、せっかく釣りに来た意味がない」と思い、岩場で体がフィットするところを探して寝た。泥のように眠りに落ち、一時間ぐっすり眠ってしまった。「おい、終わりやぞ」と先輩にどやされて起きた。潮風の中で眠ったせいか、へんな汗をかいていた。僕は寝起きのしんどさの中急いで荷物をまとめ、帰りの船に乗った。詳細は以下である。


本日の記録
AM3:00 起床
  5:30 島に渡り、釣り開始
 13:30 岩陰にてひるね開始
 14:30 つりタイム終了
 16:00 地元に到着
 17:00 計量

その後うちあげをして帰宅し、魚をさばき、家庭教師に行って、今に至る。 
釣果は

 キンメダイ 25cm 一尾 (食用)
 オジサン  28cm 一尾 (食用) 
 ハゲ    25cm 一尾 (食用)
 赤ベラ   15cm 一尾 (なんとか食える)
 変なフグ   4cm 二尾 (食えん)
 変な熱帯魚 8cm 一尾 (食えん) 

 計7尾 (標的のイガミは釣れず。)
[PR]
by takeyabubass | 2005-10-20 22:33 | 自然

突撃!ナルシスト

レツゴー 悦に入ろうぜ 
夢で見た夜明け まだまだ遠いけど


明日、消防団のつり大会がある。はっきり言って超めんどくさい。普段つりをしない上、メンバーとも特に仲良くはない。さわやかな秋風の中、いつものように畑仕事をするほうがよっぽどいい。ちなみに参加は自由である。

だが僕は、敢えて行くことにした。理由は、「行きたくもない釣りに仕方なく行くオレ」を演出したかったからである。吹きすさぶ波しぶきの中、適当に釣り糸をたれて、海辺に座って、何か考えたりボーっとしたりしてみよう。魚を釣る気など、初めから皆無である。メンバーに何か言われても、適当に笑っておこう。

釣りに行くには、いろんな道具が要る。今夜、それを買いにいってきた。
まず釣竿。これは、先輩のいらんやつをもらうことにした。リール1500円。針140円。救命胴衣2400円。さおを立てる金具1100円。しめて5000円ほどの出費であった。全て、最も安い部類のものである。

「坊ちゃん」も、松山に赴任して間もない頃、赤シャツに誘われて釣りに行った。ゴルキしかつれなくて、手が魚臭くなったのでやめて寝た。僕も明日は坊ちゃんよろしく、やりたくもない釣りをしてこよう。

全くとんでもないナルシストである。「『行きたくもない釣りに仕方なく行くオレ』を演出して面白がっている俺」をブログに載せて楽しんでいる竹やぶであった。
[PR]
by takeyabubass | 2005-10-19 21:15 | 思想

どういうわけか、日々たのしい。これでいいのか?いいとしよう。

農業を、難しく考えることはない。過不足なく普通に仕事をしてれば、それなりの物はできる。失敗しても、誰にもおこられない。自分自身が真摯に受け止めて、次に生かせばいいだけである。
いろんな方向に伸びてゆける。何を植えるか。どう育てるか。どう加工するか。どこに売るか。誰と組むか。などなど。まあそれは農業に限らんけど。


今は、梅の剪定をしている。技術的なことを書いたら長くなるのでもう書かないが、去年よりも自分のものになっている。一番大きく進歩した点は、「深く考えなくてよい」と気づいたことだ。ものごとを根本から考えすぎると、身動きがとれなくなる。「最も効率の良い形」にこだわると、逆に融通が利かなくなるし、なんといっても疲れる。
そうではなく、「自分の生活に必要な富」を稼げればよいのだ。これは難しそうに見えて、実は簡単かもしれない。


僕はフリーターである。別に誰にも雇われていない。収入は能力と努力次第である。別に、農業に全てをかけているわけではない。軽い気持ちで、のんびりやっている。家庭教師もやっている。ときどきジュース工場ではたらく。消防団や農協の役も、一応わずかだが手当てが出る。
人が必要とすることをやったら、何かがもらえる。簡単なことである。
[PR]
by takeyabubass | 2005-10-18 22:20 | 仕事

久々にむかついた。

ムカつくことは本来うれしいことではないが、ブログをやる上ではネタができてよい。

JAの広報に若者を紹介するコーナーがあって、その取材を受けたことを以前書いた。そこで僕は自分の本質と思われる部分を吐露したのだが、今日できあがった記事を見てびっくりした。「これを載せてほしいです」と言った、もっとも大事な部分がないのである。しかしもう発行されてしまったので、後の祭りである。

僕は生涯が、自分が納得できるような美しい絵であればいいと思う。そして僕が美しいと思うのは、苦悩、貧しさ、痛み、孤独、寒さである。大学時代は孤独と寒さと、果てしない苦悩できらきら輝いている。農業という職業も、そんな要素で満ちている。
それは、周りの多くが追求しているものとは異なる。だから、僕はそこを強調した。


「僕はマゾヒストで、貧しさと孤独を求めて農業をしています」


そこまで露骨に言ってないが、同じ意味のことを言った。しかしそれらしい言葉は、記事の中には見出せなかった。特につかみどころのない、何の目標もないつまらない人間像しか浮かび上がってこないのである。

取材を受けたときから、ある程度懸念はしていた。記者は僕が言ったことを、何かにつけ生産効率や地域貢献に結び付けようとしていた。僕の目的は「絵になる生涯」であって、金持ちになることやより良い地域を作ることではない。しかしそれは理解されなかった。

真実の僕をさらけだして、それが批判されるのはかまわない。むしろ大歓迎だ。その批判に対する反駁を自分の中で構築することで、僕はより強くなる。だが本来と違う自分を記事にされ、誤解を振りまかれるのは歯がゆいことこの上ない。

次回から、取材には気をつけよう。
[PR]
by takeyabubass | 2005-10-17 22:36 | なんとなく

なぜやるのか。そこに需要があるからだ。

今日は雨である。仕事ができないほどでもないが、疲れているので休む。

家庭教師や塾講の関連のサイトを見て回った。みんないろいろ苦労している。しかしやはり、プロは違う。CGで図形を視覚的に説明したり、ネットで在宅指導を何十人にもやっていたりする。その地域の、学校のボーダーラインも当然知っており、きめ細かな受験指導をしている。枚挙に暇がないが、そんな人たちに比べたら、僕など足元にも及ばぬ。

僕はプロではないので、それと同じことはできない。一点でも多く取り、少しでも高いランクの学校に受からせたいなら、僕ではなくプロに頼むべきだ。そう割り切ったほうが良い。僕にできることは何かを、ここでもう一度よく考えてみる。

それは、おちこぼれの芽をつみとることである。今、日本には60万人とか80万人とかのニートがいるというが、彼らの多くは中学・高校で挫折した者達である。そしてその多くは、仕事につきたいのにつけなくて悩んでいる。そういう人を一人でも減らすことは、僕の社会寄与欲求を満たす。
(メディアは「仕事ができるのにしない者」をおもしろがって取り上げるが、それは一部である。)

学校に通う以上、勉強は生活や思考の中で大きなウェイトをしめる。それについてゆけないとなると、当然学校に行く意欲が失せる。
アグレッシブなほかの目標でもない限り、学生は学校に行かねばならない。それができないということは、社会人になって仕事が続けられない、この世にあって生きてゆけない可能性が高い。結局安易にやりたいことだけをやって、「努力」ができない人間なのだ。

教育格差の広がりにともない、落ちこぼれもどんどんでてくるだろう。学校では短時間で大人数に教えねばならぬうえ、部活動や地域における役割などいろんな重責があるので必要最低限のことしかできない。そこで塾の存在意義が叫ばれているが、塾というのは結局、お金とやる気のある生徒だけを伸ばす商業施設である。時間がかかり金にならぬおちこぼれの人格更生など、このせちがらい世の中では誰もしない。

それは本来、親がやるのが一般的である。だが放任したまま中学生くらいになってしまい、言うことを聞かなくなって困り果てている家もある。教育に関して父親は不在、母親はなめられてもうどうしようもない、誰か何とかして!という家庭の手助けをするのが僕の仕事である。兄キとして、先輩として彼らを叱咤し、導くべきである。それを「勉強」というツールを用いてやるのである。

だから僕は、最終的には受験合格や成績向上にとらわれてはいけない。それは彼らを導く道具に過ぎない。それを目的化して取り組んでしまったことに、今回のあせりと苦悩の原因があった。

あと4ヶ月もないけどとりあえず受験はおいといて、じっくり彼と向き合おうと思う。
[PR]
by takeyabubass | 2005-10-15 10:36 | 仕事

壁にぶちあたる

受験という壁。
理想をいくら語ってもこの壁に対しては無力である。生徒の学力、言い換えれば教科教育者の力が、無慈悲に問われるのだ。僕は今この壁を前にして、久々にあせり、悩んでいる。

これは無理なんじゃないか。そう思ってしまう。新しい生徒は、今日でまだ2回目である。だがわかる。彼の基礎のできてなさといったらない。例えば、×と+の優先順位を知らない。「2割」がわからない。%も分からん。数直線が書けない。その上やる気もあまりない。

もし彼が2年生なら、もう一度初めからこつこつやる時間もあろう。しかしあと4ヶ月もないのだ。僕が取りうる最善の手立ては、やれるところまでやった上で本人に自分の実力を理解させ、志望校のランクを下げて進学させることかも知れない。

ぐおお・・・
やはりどの世界も、生半可な力ではやってゆけぬ。今回は、自分の無力さをひしひしと感じる。だがそういった壁を一つ一つ乗り越えて強くなってゆくのだ、僕も。納得できるまでやってみる。
[PR]
by takeyabubass | 2005-10-14 23:30 | 仕事

竹やぶ VS 屍

(食事中によんではいけません。)

職業柄、よく動物の屍に出くわす。この一年で3体埋めた。
一匹目はイタチ。貯水槽に落ちて、溺れ死んでいた。真冬であったので死体は乱れておらず、くわで引き上げて難なく埋めた。
二匹目は猫。7月の雨上がり、倉庫の横で死んでいた。全長80センチもある大猫だった。死んでからしばらくたっており、体内に充満したガスでパンパンに膨れていた。目が飛び出し、白く腐っていた。激しい腐臭が漂っていたのを、顔をしかめながら肥料袋に入れ、畑に大穴を掘って埋めた。墓石を立てて手を合わせた。
そして昨日、3匹目にであった。畑に狸が死んでいた。これはかなり日がたっていた。イノシシの糞だろうか、それにしてはやけに臭いな、と思いながら八朔の摘果をしていた。ふとしゃがんだとき、ぎょっとした。足元に、ほとんど原形をとどめない屍があった。
「うおっ!」とすぐさま飛びのいたことは言うまでもない。
これは1ヶ月以上たっていたかもしれない。まだ肉もあり、腐臭も漂っていたが部分的に白骨化していた。むき出しの大腿骨が、白く乾いていた。あばら骨が上を向いて広がっていた。そして本来それにつつまれているはずの臓物がきれいになくなっていた。あたりにはイノシシの糞が散らばっていたから、あるいは死んだあと、彼らに食い散らかされたのかも知れない。イノシシは雑食である。
これも腐臭に耐えながら埋め、墓石を立てて手を合わせた。

何度見てもぎょっとする。乱れていればいるほどだ。
戦乱の世なら、同じように人間の死骸を始末せねばならぬのだろうなどと思いながら、いつも仕方なく処理するのである。

朝なので時間がない。おわる。
[PR]
by takeyabubass | 2005-10-14 06:52 | 自然

松山の冬

大学時代のアパートは、それはもう寒かった。暖房器具は、自分の体だけであった。コタツを持っていたけど、出すスペースがなかった。6畳間にベッドとデスクをおいたからである。
風呂は、ユニットバスがあったが給湯器の調子が悪いのか、いつも水と熱湯が変わりばんこに出た。ちょうどいい温度に設定しても、だんだん冷たくなっていき、しばらくしてちょうど良くなったと思ったら今度はどんどん熱くなっていく。いつまでたってもそれが繰り返される。浴びられるのは水から熱湯に変わる間の数秒間である。冬場のさむいときは困り果てた。だから3日に1回は道後温泉に通った。

部屋の中では、いつも厚手のジャンパーを着ていた。しかし足が冷えて仕方なかった。どうしようもなくなったら、もう布団に入るしかなかった。冷え込む夜は、布団に入っても寒かった。僕はがたがた震えながらうずくまっていたが、それでもしばらくしたら温かくなってきた。

部屋は、ただ眠るだけの場所だった。でなければ、布団に入って本を読むくらいであった。あとは物置みたいなものだ。人を呼んだことはほとんどない。僕はその場所が、あまり好きではなかった。いつも外にいた。かといって、積極的に人間の中へ交わろうともしなかった。

わがままを言える相手がわずかにいた。彼らの家に、よく泊まった。泊まった翌日学校に行くのはとても憂鬱な気分だった。僕は農学部だった。農学部にそんな友達はいなかったので、学校に行くのはいつも一人であった。教室でも、研究室でも一人だった。サークルがない日は放課後も一人だった。何もないときは一人でよく本屋に言った。CD屋にもいった。サークルの練習室で、一人練習したりもした。

思い返せば、友達は少なかった。それもまた、冬の寒さをきわだたせる原因だったかもしれない。ベランダに鳩がいたが、忌々しいだけだった。いくら追っ払っても去らなかった。ネットを取り付ける工事をする会社もあったが、それをやろうと思えばまず部屋を片付けねばならぬ。それが面倒で、頼む気にならなかった。僕の心はいよいよ、その部屋から遠ざかった。しかし引っ越すことはさらに面倒なことだった。

僕は極度の面倒くさがりであった。人生は、面倒なことで埋もれているように思われた。こんな面倒な思いをしてまで無理に生きることはないとも思った。その思考の延長線上には、まだ大勢の人がいた。ホームレスとか、ニートとかである。彼らの存在は、なんら不思議ではない。僕がもし農業を継げる立場にいなかったら、そうなっていたかもしれない。

面倒くさがりにとって、すべて自分で選べる「自由」な社会はつらいものだ。がちがちに固められた世襲制、封建制のほうが幸せであろう。自由な社会では、面倒くさがりは淘汰される。

おわり
[PR]
by takeyabubass | 2005-10-11 22:22 | 過去

まだ降ってる

雨が続く。
梅雨から初秋にかけて降らなかった分を、取りかえそうとするかのように連日雨である。今の雨は、温州みかんにはよくない。糖度があがらず、浮き皮がひどくなる。

しかし八朔・甘夏・清美・デコポン・ポンカン・三宝などが肥大するには絶好の雨だ。だから悪いばかりではない。いろんな作物を植える利点は、リスクが分散されることである。連日の雨を見ながら、それを実感している。

新しいおうちの家庭教師は、出だしはよい。良くて当然だ。これからが大変である。僕の仕事は、彼の彼自身との闘いを放棄させないことである。
[PR]
by takeyabubass | 2005-10-10 23:50 | なんとなく



架空の人物「竹やぶ」のブログです。書いてある出来事はフィクションです。論や思想も、架空の前提をもとに展開されているため「筆者の意見」という訳ではありません。
リンク

LetMeBeThe犬!(レット・ミー・ビー・ジ・ワン!)
松本リューのブログです。6年来の友人です。繊細な感覚と親しみやすい文体で、音楽評論や黄昏流星群をつづっています。

私たちの地域研究所
んまさんのブログです。農機具の部品を作っておられます。冷徹な考察と、実地でのたゆまぬ努力に基づく地域政策は、まさに圧巻です。

喫茶ゴリラ
幼なじみのご両親が営む、喫茶店のHPです。マスターと話していると、いい考えが浮かびます。近い将来、僕の音楽活動の拠点にできたらなあ。

晴漕雨読
友人、かまたにさんのブログです。仕事、読書、ネット、自転車と、非常にコントロールされた生活が伺えます。あくなきストイシズム。

ぷは  ジコチュ日記
後輩、ホトリさんのブログです。現役女子大生の苦悩と諦観がにじみ出ています。痛かわいい。

駄目ぱんだ日記
ペン裏ソフト、ドライブ攻撃型のmisutinさんが兄妹で管理するブログ。内容は、アニメやゲームの批評など。辛口です。

N-style
愛媛のアカペラバンド、 ながはまーずのHPです。今は活動していませんが、再結成の可能性は高いです。

ヤブログ別館
竹やぶの写真館です。

竹やぶの里
竹やぶのホームページです。ここから筆者にメールできます。リアルな筆者への問い合わせは、こちらからお願いします。
以前の記事
最新のトラックバック
テラびしょびしょw
from お・な・に・ぃ
alberta weat..
from alberta weathe..
負けても勝ち組w
from ドンパッチ
ben harper l..
from ben harper lyr..
the war and ..
from the war and pe..
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧