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またしてもこんな時間に。

なんか最近、忙しさに飽きてきた。飽きたから次のステージに行こう、とも思わない。変化にも飽きた。世の中に飽きた。存在することに飽きた。
かといって死んでみても仕方ない。「死後も自己は存在する」というのが僕の信仰である。故に死とは、終結ではなく変化にすぎない。「存在」に飽きた以上、死すら有効な解決策にはなりえない。われわれは、自らの意志に関係なく永久に存在することを余儀なくされているのだ。

以前書いた。「どんな状況にでも、慣れることができる」と。裏を返せば、「どんな状況も飽きる」ということだ。どうすればよいか。僕は知っている。どうしようもないのだ。アンニュイに襲われるのは初めてではない。

ところで、「自ら死ぬ」という行動はものすごい精神的バイタリティを必要とする。精神エネルギーが、我々を強固に縛り付ける肉体エネルギーを凌駕せねば実行できない。肉体は、僕の意志に関係なく僕を生かす。アンニュイの中で、それにはむかう気力など起こるはずが無い。そういう意味で、自殺をする人は「超積極的」である。

僕の場合、アンニュイに襲われたら「無為の殻」に閉じこもることにしている。体を「オート操作」状態にしておいて、精神だけ呆けるのである。せわしく、せわしく明滅する様々な現象を眺めてときどきキャハッと笑ったり、いつまでも毛布に包まってねていたりするのだ。幽体離脱に似ている。「オート操作」状態は、等速直線運動である。意志の力は必要ない。また意志が必要な活動はオートではできない。

「肉体をオート操作にする」という手順を怠って無為に陥ると、社会生活が営めない。飽きたからといって仕事をしなければ、畑に草が生え、収入が無くなり、体は蝕まれる。それをいやというほど体験したのが、大学時代であった。

「どうでもよくなる時期」は必ず訪れる。しかし時間とともに去っていくのも確かである。そのときに、心身ともに活動を停止したら、後で必ず後悔するのだ。だからちょっと面倒だが、無為期間に入る前に、肉体だけオートにする。

精神と肉体を切り離す修練を積むことが、社会人には要求される。
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by takeyabubass | 2006-03-11 01:37 | なんとなく
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